08:30に起床、いよいよ今年の旅も帰国日がやってきた。13:30にガイドさんが迎えに来ることになっているが、ホテルが中心街から遠いし、体調も考慮し、ぎりぎりまで部屋を使い、ホテルでガイドさんを待つことにした。
朝食(久しぶりのまともな食事)を摂り、荷造りをする。ガイドブックや帽子をスーツケースに入れる。CNNでは、シリアやイエメンのデモ行動を繰り返し報じている。どちらも行ってみたい国なのだが… 体調はかなりよくなっているが、無理は禁物だ。
11:30にチェックアウト。なぜかロビーでwi-fiを使えるので、旅行記の修正などをしておく。(Dropboxで全てサーバに保存されるのが有り難い。) 消化器系と長旅を考慮し、昼食は摂らないこととした。
13:15にガイドさんがやって来た。今回も美しい方だ。グルジアとアルメニアの女性の美しさは特筆に価する。話を聞いてみると、やはりエレヴァンだけではなく、ゲガルド修道院やセヴァン湖を訪れないとアルメニアの好さを知ることは難しそうだ。アルメニアも、『また訪れたい国リスト』入りだ。
13:30に、エレヴァン・ズヴァルトノッツ空港に到着。やはり古い設備だが、バクーのような偏執的な検査はなく雰囲気も明るい。モスクワ行きSU145だけでなく、成田行きSU575へのチェックインも完了し、それぞれのボーディングパスが発行された。これでほぼ旅が完了したも同然である。(モスクワ到着が遅れなければ、だが。ボーディングパスを持っているのは心強いが…)
ガイドさんと別れ、出国審査と手荷物検査を受けると、真新しいビルへ。ちょうど空港の改装工事中で、搭乗口は新しいビルになっているようだ。手荷物検査からの出口がDuty Freeに直結しているのは珍しい構造といえる。現在14:10, 搭乗案内まであと1時間。ここでも無料のwi-fiを使えるので、アルメニア・コーヒー(エスプレッソ)を飲みながら旅行記を追記する。アルメニアといえばブランデーが有名だが、コーヒーも美味い。
程なくして、なんと日本人の団体ツアーがやって来た。アルメニアに行くツアーもあるのだなぁ。
定刻より約20分遅れて、15:40にようやくボーディング開始。乗継が控えているだけにさっさと進んで欲しい。昨年の悪夢が頭をよぎる。16:15に離陸、さらばエレヴァン。
客室のあちこちに小さな子どもがいて、泣いたり叫んだりするためろくに眠れない。SUに限らず、全ての航空会社に対して、子ども対策を真剣に考えてもらいたいと思う。
18:10(時計が1時間戻る;今回は時計の調整がややこしい旅だった。)に、モスクワ・シェレメチェヴォ空港に到着。ターミナルD到着といわれていたが、ゲートではなくバスでターミナルDに入る羽目になった。まぁ、他のターミナルに着けられて、ターミナル間移動でハマるよりはよほどましだ。
予想通り、International Connectingsのカウンターに長い行列が出来ているが、エレヴァンにおいて座席を指定されたSU575のボーディングパスも発行されており、往路の経験もあるので、そのままPassport Controlに進む。その後ろのSecurity Checkが予想通りの大混雑。日本人がたくさんいる。
18:45にセキュリティチェックを終えてターミナルDの出発側にたどり着いた。何度経験しても乗り継ぎは精神的に負担になる。そもそも、機内において空港での乗り継ぎ手順を全く案内していない時点で論外だ。International Connectingsに立ち寄る必要があるのはどういう人なのか(それともボーディングパスの有無に関わらず全員が立ち寄る必要があるのか)、くらいはきちんと定義・明示する必要があるはず。
あと1時間ほどしかないので、今回はターミナルFに行くのは諦める。といって、ここのDuty Freeにはろくな物がない。ソチ・オリンピックのグッズでもあれば買ったのだが。…そういえば、もう何年もモスクワを歩いていないなぁ。そろそろ、またロシアに行きたいなぁ… キジー島もヤロスラヴリもまだ行っていないし…
19:30にボーディング開始、定刻どおり20:00に離陸、8/14の10:00に成田に到着。