昨夜は23:30にベッドに入り、06:30に目が覚めた。荷造りを終えて、07:20にチェックアウトした。空港までのバスが出発するローマ広場へ向かう。途中の橋にスロープなどを設けず階段のみにした設計者は大いに批判されるべきだ。荷物担ぎも出ている。
07:30に停留所に着き、07:50発のバスを待つ。風が涼しいので上着を羽織った。07:40にバスが来た。予め買っておいたチケットをスキャンして乗る。QRコードの乗車チケットは本当に簡単で便利だ。定刻の07:50に出発。さらばヴェネツィア、華やかで素敵な街でした。
20分ほどでヴェネツィア・マルコ・ポーロ空港に着いた。搭乗するAZ1455のチェックインカウンターがまた表示されていないので待つ。このように待たされることもあるが、やはり空港には出発3時間前には着いておきたい。米国行きのみセキュリティチェックが別になっているのが、昨今の時節を感じさせる。09:15にチェックインカウンターが表示されたので、スーツケースを預けて、ローマ行きと羽田行きのボーディングパスを受け取り、セキュリティチェックを受ける。09:45にDuty Freeへ出た。アプリコット入りクロワッサンとカプチーノの小で朝食を摂る。席に座ると席料を取られるようなのでカウンターで立ち食いとして、5.7ユーロを支払った。
出発表示をみると、出発予定が30分遅れるらしい。到着予定は12:50と、こちらも30分遅れとなる。羽田行きは14:55発だし、チェックイン済みなので問題ないとは思うが、少し気になる。このDuty Freeには椅子が少なく、座ることも出来ない。888ユーロの買い物で20%割引という中国人をターゲットとしたキャンペーンをやっている。今回の旅行中、意外に日本語を耳にする機会も多かったが、やはり中国人観光客の存在感には敵わない。10:55にゲートが表示されたので行ってみると、早くも搭乗が始まっていた。機材まではバスで運ばれた。着席すると後は離陸を待つのみだ。11:40に離陸、約1時間後の12:45にローマ・フィウミチーノ空港に到着した。
出国審査に行くと、システムトラブルのせいか、自動化ゲートが動いておらず待たされる。10分くらいでシステムが復旧して出国審査を終えて、13:10にDuty Freeに出られた。羽田行きAZ792の搭乗ゲートはまだ表示されていない。機内食がいつ出るかわからないので、バナナブレッドとカプチーノという軽めの昼食を摂った。これが今回の旅行中にイタリアで飲む最後のカプチーノだろう。2025年夏の旅の終わりをしみじみと味わう、この時間が好きだ。出発便の掲示を見てみると、ヴェネツィア行きのフライトがキャンセルされている! 自分が乗るフライトではなくて本当によかった…
13:45に搭乗ゲートが表示されたのでそちらへ向かう。既に多くの人が集まっていて、搭乗が始まっていた。無事に頭上棚に荷物を置いて着席。財布の中身をユーロから日本円に、腕時計の時刻をイタリア時間から日本時間に戻す。この一つ一つが旅の終わりの儀式のようなものだ。15時にドアが閉じられた。隣の席は空いていて、これも有り難い。15:20に離陸。さらばイタリア、お金はかかったけど、たくさんの美しい素晴らしいものをみせてくれました。
フライトの時間は予定よりも少し短く11時間30分となるようだ。最近買ったAirPodsをつけてみて、ノイズリダクション機能に驚いた。ノイズがほとんどないままに音楽を聴くことが出来る。サン・ピエトロ大聖堂やヴェネツィアの教会で録音した演奏も綺麗に聴こえた。離陸後1時間ほどして食事が配られた。まぁイタリアンなら大外れはない。時差を考えると眠るべきなのだが、目が冴えていてなかなか眠れないのでiPadで本を読む。往路のフライトに乗る前に買ってそのままになっていた「そのまんま甘夏」をつまんだ。柑橘系の味がさっぱりとしてよい。到着1時間半ほど前にハムとチーズのサンドイッチとミニクロワッサンが配られた。今回の旅行中これほどクロワッサンを食べる機会が多いとは予想もしなかった。2年前に買ったネックピローが合わなかったので買い換えたのだが、今回買ったものは使わない時の持ち運びはかさばるものの、使ってみると首も肩も楽だった。8/25 10:00に羽田着。
今回の旅では、人間がつくりだした美しいものを見るという目的があった。ローマ・フィレンツェ・ヴェネツィア、いずれの街でも人間が美しいものを創り出せるということを実感できるだけでなく、人ならざるものが手を貸したとしか思えない作品に出会うこともできた。この世には美しいものがたくさんあり、いろいろあるがまぁ捨てたものではない、と思えた旅だった。一方で、現代は、未来の人々が絶賛するような美しいものをつくり出せているのだろうか?とも思わされた。
また、昨年のように体調を崩すこともなく、健康に旅を終えられたことも有り難かった。しかし、旅にかかる費用はますます高騰し、今回の旅の食事は露天での立ち食いがメインとなった。これは地元の人々には迷惑だったことだろう。オーバーツーリズムの弊害に注目が集まる昨今、観光にまつわる諸問題はどうなっていくのだろうか。