07:30起床、08:00に朝食。冷えたものしかないが、まぁまぁというところだ。08:45に観光開始。
まずはグリ・アミール廟に入場する。入場料と撮影料で計25,000スムを支払った。近くで見ると、改めてその大きさに圧倒される。廟の内部にも入ることが出来る。なぜか、現地?のおっさんに、一緒に写真に写ってくれ、とせがまれた。ドームの内部は金と青で装飾された豪華で美しい空間。しばし見とれる。地上には5つの棺、中央がティムールの棺(の位置を示すもの、本物は地下の同じ位置にあるらしい)だ。さて、ソヴィエトの調査隊がティムールの棺を開いたところ、『この棺を開けたものは我より恐ろしいものに打倒されるであろう。』と書いてあって、翌日にナチス・ドイツが侵攻してきた、という話は本当なのだろうか?(
続いて、
レギスタン広場に入るためにチケット売り場へ。11時を過ぎたところで入場できるようになったばかりのせいか、セキュリティチェックの前が混雑している。10分ほどでようやくセキュリティチェックを抜けられた。チケット売り場ではUSD7(スムでの支払いではだめ、といわれた。)を支払った。英語を話す女性にガイドを持ち掛けられ、USD10というところを断ると、USD5に値下げしてきたが、それでも断る。価格の問題ではなく、ただ思うまま自由に歩き回りたいだけだ。
広場に入っても、イベントの準備のためか、中央に降りることはできないのが残念。一つ一つの建物をじっくりと見て回る。それぞれのメドレセには中庭があり、建物が取り囲むような構造になっていて、今は土産物屋がたくさん。有名な、人の顔を模した
レギスタン広場を出て、昨日の夕食を摂ったチャイハネへ。地元の人で繁盛していそうな店を探したのだが、結局、ここが一番繁盛しているように思われた。今回は、中央アジア名物のプロフを食べてみることにした。濃い目に味付けされたピラフで、干した果物などが乗っている。横には羊肉が2切れ添えられていたが、1つは脂身だけなので除けた。プロフも下のほうは油が残っているので、ここも食べずに残す。美味しかったが、これ、私の胃で消化しきれるだろうか… 紅茶を含めて19,000スムを支払った。13時に店を出て、13:30にホテルに戻り、昼寝する。
16時過ぎに目を覚ますと、胃のあたりが何となく重い。腹痛こそないものの、やはりあのプロフはやや重かったようだ。17時過ぎに再度外出。17:30にグリ・アミール廟へ。朝に買ったチケットで再入場することができた。夕陽に照らされたサマルカンド・ブルーのドームとミナレットは何とも感傷的。鳥の鳴き声も情感に一役買っている。建物に入ることはせず、風に吹かれながらしばし茫然とする。(
名残惜しいが18:15にレギスタン広場を後にする。さて、胃のあたりの重さも取れないので、今日は夕食を諦めることにした。帰り道で水のペットボトル1.5リットルと1リットルを1本ずつ買い(3,500スムを支払った)、18:45にホテルに戻った。昨日の列車でもらった菓子を少しつまみ、胃薬を飲んでおく。腹痛はないので正露丸は控えておいた。塩飴もいくつか摂っておく。今夜も冷えぴたをつけておこう。
明日は、08:40の車で駅に向かい、09:40の列車でブハラへ向かう。ブハラはサマルカンドよりもさらに暑いらしい。ホテル到着は昼頃になるだろうし、パスポートの登録待ちを兼ねて昼食だけ摂ってそのまま昼寝しようか… 疲れていたのか、22時に就寝。